米国市場はますます風雲急を告げています。

シカゴCMEも16,865まで下げていますから、

週明けの日経が17,000で寄り付くかどうか怪しくなってきました。

金曜の後場で買いに行った人たちも結構いたような気がするので

そういう人たちが月曜にいっせいに投げ出したら

ムードはさらに悪化しそうです。

ぼくは今回の下落では、28日(水)の寄り付きで

持ち株のほとんどを処分しましたが、

多少とはいえ現物株を手元に残してしまいました。

潔く全部投げておかなかったことを今さら反省しています。

来週以降の対処法ですが、

こういうときは何も手出しせずに静観するのが一番でしょう。

現物の持ち株については適当なところに逆指値を入れて

被害の最小化を図ろうと思います。

下落初日の28日に印象的な大陽線が引かれたので

月曜日は最初は案外下げ渋るような気がしますが、

ここからは多少の戻しがあっても警戒が必要だと思います。

少なくとも、去年の経験によれば、ここで急激な回復を期待して

場を張ると、かえって傷口を広げかねません。

一度、大きく崩れたものが回復するのに

どれほどの時間と労力が要るものかは

去年一年かけて痛いほど味わってきました。

今年の相場の大きな分かれ道に立っているような気がします。

思ふこと 誰に残して 眺めおかむ

   心にあまる 春のあけぼの (藤原定家)

皆さん、今回も頑張ってピンチを乗り切りましょう☆